研修会、参加でした。

今日は、広島市鍼灸マッサージ師会の研修会。

岡山の、松浦先生の講義です。

僕は先生の講義は去年に続いて2回目ですが、とても参考になります。

今日は腰痛について。

一番出会う症状ですが、一番謎の多い疾患でもあるのです。

先生の豊富な症例に基づいた診断法、治療法を沢山分けていただきました。

それは、場数の多さを感じさせる実践的なもの。本当に感謝です。

気持ちのいい秋晴れの一日を潰してでも、聞いといてよかったと思える講義でした。

次回も必ず参加しようと思います。

先生、参加者の皆さん、ありがとうございました!m(__)m

9月9日、研修会。

日曜は、所属する広島県鍼灸マッサージ師会の研修会に参加してきました。

内容は、保険研修会 受領委任制度について

学術研修会 長野式鍼灸治療基礎

の、2本立て。保険研修会では、一部僕が担当しました。

長野式治療というのは、不勉強な僕は初めて聞いたのですが、興味深い治療法でした。いくつかすぐに臨床に役立ちそうな情報もあったので、活かしていきたいと思います。

しかし東洋医学は奥深いな~。一生かかっても学びきれません!

ま、一つ一つ、コツコツといきましょ!(^^)

 

Mさんの話2

Mさんの話1から続く。

そうして週2,3回マッサージを続けていたが、施術後は良くなり笑顔で別れ、

次に行くと痛みで怒られ、という繰り返し。寒さで増悪するので、冬の間は治りが悪いからなるべく冷やさずに少し自分でも動かすように言っていた。

そんなある日、離れて暮らす息子さんから、ハリがいいんじゃないかといわれたらしい。

なにせ思い込みが強い性格、そういいだしたらハリなら治ると言いだして聞かない。やったことも無いのに。

もちろん対応するけど、初めての場合特に一時的に悪化するかもしれないよと注意してから開始。そういっておかないと、思い通りにならなかったときストレスで余計増悪し、逃げ場をなくしてしまうから。

ハリを続けるうち、痛みのスケールは10から4、あるいは3くらいになってきた。

寒くなっても安定しているし初めを考えたらもうだいぶ良くなっているが、行く度にあっちが痛い、こっちが痛いと訴える。

でもこのあたりから、他のサービスの人やケアマネにも怒鳴り散らすことが無くなり、サービスを受け入れるようになってきたらしい。

この人の場合、依存傾向の強さ、独居の孤独感、先の不安感から痛みを増幅、周囲にあたるから益々孤立、という悪循環だった。

痛みが無くなるにつれ、愚痴を聞くのがメインになってきている。これはこれで、大事な治療だ。

でもそろそろ前向きな気持ちに持っていき、依存傾向を消していきたいところだが、長年培ってきた性格、なかなか上手くはいかないだろうね。

気長に頑張っていきます。よろしく、Mさん。

Mさんの話1

訪問治療で3年くらい行っている患者さんの話。

お世話になっているケアマネさんからの紹介で始まったのだが、このケアマネさんの紹介は支援困難事例が多い。

そもそも我々に回ってくる仕事は、大抵介護保険の中では利用者利益にならないケースが多いのだが、この人、Mさんもそうだった。

年齢70代後半、男性、二十数年前に脳梗塞を発症、右片麻痺。(利き腕、効き足)麻痺の程度は中程度、手は物を押さえつけるなどの単純動作はできる。足は拘縮がありつつも足関節は概ね90度底屈可能なため室内はつかまり歩きが出来る。患側に痛みは無い。主訴は左肩甲帯から左上肢全体の疼痛だった。痛みで夜も眠れないとの、激しい訴えだった。

痛み止め、湿布などは効かず、訪問リハビリも受けていたが患側の訴えは無いため患側中心にリハを行う担当者さんに不満を抱き、怒り、怒鳴る。

ヘルパーさん、ケアマネにも痛みの訴えで怒り出し、サービス拒否も頻発して困った困った状態だった。

そこに呼ばれて入ったわけだが、廃用手をかばってオーバーユーズからくる上肢痛、長年の蓄積が簡単に治まるわけも無く。

なだめ、すかしての治療になった。

こういう場合、大事なのは施術自体よりもまず傾聴。

痛みというのはとても個人的なこと。その人の痛みは絶対に他人には理解できない。もちろん、僕にもできない。

いつも患者さんに行っていることは、

「僕はあなたの痛み、苦しみを完全にはわかってあげられない。けど、同じように苦しんでいる人をたくさん診てきたからかなり正確に想像はできる。つらいですね。」

ということ。Mさんにもこの姿勢で臨んだ。

しばらくマッサージを続けると、ある程度心を開き、雑談ができるようになった。同じタイミングで痛みが少し減ってきた。

よくあることだが、ストレス、怒りが痛みを増幅し、固定化していた。思い込みが強く、頑固な性格の人が陥りやすい状態だ。

 

長くなりそうなので、続きはMさんの話2へ。

 

残念だけど嬉しい

先日届いた郵便物。

数年来、患者さんの同意書を書いていただいていた主治医の先生からのもの。

パーキンソン病の患者さんで度重なる脊椎の圧迫骨折のため施術開始時には90度、それ以上背中が曲がってしまっていた女性です。

高齢のため歩行も困難、訪問マッサージの要件には文句なく当てはまる方です。

そのため、これまで長い間快く同意書を書いていただいていたのですが、この度突然「もう書けない」とご丁寧にも先生自ら電話をして下さいました。理由は、レセプトが不受理になるということ。

保険者が、同意書の発行数が多いドクターのレセプトを不受理にすることがあるとは聞いてはいました。その波が来たようです。我々としては言いたいことは色々ありますが、お世話になった先生が決めたこと、受け入れるしかありません。

お忙しい身で電話してくださっているので手短にこれまでの感謝を伝え、電話を切りました。

それで終わりと思っていたら、この郵便です。なにかな、と思い開けてみると、写真のようなお手紙が。

いつも再同意依頼の時に同封している返信用封筒を返送していただき、お手紙までつけていただいて。

お世話になったのはこちらのほうです。ありがとうございます。

 

今まで何件か再同意を断られましたが、ただ無視されるだけのことが多いです。

こちらから問い合わせて、「もう書きません」といわれて電話を切られるのが普通です。

この先生は、「原さん、長い間きちんと報告書を上げてくれていましたね。」

電話でねぎらいの言葉までかけてくださいました。

パーキンソン病の専門で長い間第一線におられる先生の人間性に触れ、勉強させていただきました。

残念だけどありがたく、嬉しい出来事になりました。

 

パーキンソン病

パーキンソン病。

訪問マッサージをやっていると、脳卒中後遺症と同じくらい沢山出会う病気です。

今朝訪問したTさん、今日は調子が悪かった。(症状は日ごと、時間ごとに全く違うのがこの病気の特徴です。)

「昨日も悪くって、足がひきつってだるくって・・・。今日は家に誰もいないし・・・。」

と、かなり不安そう。(精神的要素が症状に出やすいのもこの病気の特徴。)

大体、マッサージ、リハビリを終えると症状が改善するのが常なのですが、今日はちょっと趣向を変えてみた。

まずゆっくり落ち着いて訴えを聞いた後、神経の促通法を自分でやってもらった。簡単な体操だ。ゆっくり、落ち着いて、無理ないように。PNF(神経筋促通法)に基づいたやつを、簡単に。

マッサージは無しで、一度立ってもらい、歩いてもらう。

「あ、さっきより楽・・・。」   いい感じです。

その後、いつも通りマッサージとリハビリ。

あんま、指圧、筋膜リリース、モビリゼーション、整体など、良いと思った手技をジャンルを問わず使って施術。

最後にもう一回歩いてもらうと、

「ああ・・。最初と全然ちがう。」と。顔つきもだんだん明るくなり、頬に赤みが差してきた。

パーキンソン病は、錐体外路症状を伴う病気。要は、動きの調整が付きにくくなる。上のイラストが主要4症状だけど、人によってさまざま。

Tさんは、外側広筋に強い痙攣が起き、痛みが酷かった。

今は、ニュープロパッチという貼付剤でかなり軽減しているが、少し痙攣が起こるとその恐怖から不安がおきてしまう。

僕がいかない日でも、少しでも症状をコントロールして欲しくてマッサージを後回しにしたけど、うまくいった。

明後日、明るい顔でまた会えるのを願いながら、Tさんの家を後にした。

姿勢改善例

先日来院下さったお客様。(実は先輩ですが。)

半年前にヘルニア発症、当時は歩けず、痛み、痺れMAXで相当辛かったとか。

整形にてMRI、リハビリを経て生活できるまで軽減。

でも常に腰痛、左下肢の痺れが残り、労作時などに悪化。

この日は病院で待たされて悪化したので当院へお越しくださいました。ありがとうございます。

典型的な坐骨神経痛の症状に付き、腰と左足をモミモミ…。

って、それだけでは根本治療に導けません。

ヘルニアになったには、なった原因があるはず。

それを探るため、施術前後に姿勢分析(body analysis)を行います。

その結果。。。

施術前

施術後

右肩が落ちて、右足にもたれるように立っていたのが、肩の高さは左右均等に近づき、両足均等に荷重をかけて真っ直ぐ立っています。横から見ると、やや前のめりになり首が前にでていたのが、背中を伸ばして真っ直ぐに近くなっています。

これだけ右荷重だと、腰椎の荷重にもアンバランスが生じます。ヘルニア発症の一因だったかもしれません。

今回の主訴は坐骨神経痛のため、その治療に重点を置きました。多分今までの経過を見ると、一回ですぐに痛みしびれが完全に無くなるということはないと思います。

ですが、姿勢改善とセットで治療したことにより、効果が持続しやすくなると思います。

とりあえず、翌朝連絡して聞いてみたところ痛みは寛解しているとのことでした。

また悪くなってしまう前に、もう一度見させてほしいところです。

膝関節症、パーキンソン病、その他いろいろ。

で、3年くらい訪問している患者さん。在宅の患者さんは基本的に、「完治しました。ハイ、終了!」…ってことがありません。

施術前、施術後の比較写真。

膝、腰、肩など、痛みやコリで負担が来てるとこを和らげる。

特に姿勢に対するアプローチをしたわけではないですが、ひざ、腰が曲がって頭部が前に出てたのが真っ直ぐ体重かけられるようになってます。

ここまではアタリマエ。

在宅の患者さんはこれを維持するための生活習慣の改善が一番難しい課題です。

2つや3つの病気抱えて、筋力も衰えている人に、あれやって、これ気をつけて…。

なんて言っても、無理な話です。

答えの出ない問題を、日々考えながら在宅訪問、回ってます。

オープン日は7月1日(日)!

7月1日日曜日、「楽々鍼灸マッサージ治療院」オープンします!

オープン記念として、1日(日)9:00〜18:00、2日(月)13:00〜16:00は

「内覧会」と、「お試し指圧」の日とさせていただきます!

内覧会ですので、出入り自由です。面白いものがあるわけではありませんが、

ハラがどんな店作ったのか興味がある人は(無い人も)、どんどんお越しください!

誰でも歓迎、冷やかし、待ち合わせ、トイレ借りたい、何でも歓迎ですので、

お時間ある方よろしくお願いします。m(__)m

「お試し指圧」は、15分1000円です! 「◯らくる」よりは高いけど、中身が違います!

ハラがどんな「揉み」をするのか、品定めしてください。

治療院(施術者)と患者さん(お客さん)とは、

少なからず「相性」というものがあります。

今回はそれを見てもらうのに最適だと思います。

このキャンペーンは、多分もうやりません。

3日(火)からは、通常メニューになります。

気軽な気持ちでお越しください。m(__)m

父娘合作の看板。そろそろ店に持っていこうかな。(^^)

p.s. 2日(月)は、本来定休日です。午前中にNTTの工事が入ります。ですので、午後1時から午後4時までとさせていただきます。m(__)m

NPO法人広島ライフサポートプロジェクト

17日日曜日、会員として参加しているNPO主催のセミナーを受講しました。

講師は理学療法士、鍼灸師の資格を持ちながら多方面で活躍の黒川氏。

テーマは姿勢です。

理学療法士として培ってきたメソッドを一部シェアしていただきました。

姿勢の話は色んなところで聞いてきたけどコアは共通している気がする。

セミナーの様子

ストレッチポールを使って、生理的湾曲の評価とその調整法を。

インプットはしてきました。あとは施術にどう活かしていくか?

ここからは僕のやり方に落とし込む作業になります。