関わりの終わり

いつもお世話になっているグループホームへ。

今日の患者さんの施術を終え出口に向かうと、見覚えのある女性が大荷物を運んでいた。

Rさんの奥さんだ。

Rさんは僕の患者さんで、ほぼ寝たきり状態からかなり改善し、車いすで日中を過ごせるようになり、手が使えるようになり自力で食べ、コミュニケーションも復活した人。

だがいかんせん高齢、小さい脳出血を繰り返しとうとう入院、中止になっている人だった。

こういう施設では、あまり長くは退院を待てない。ご状態も良くならないので退所、後は病院や医療系の施設で過ごすことになる。

奥さんを捕まえ、挨拶し、お世話になったお礼を言う。荷物運びを少し手伝わせてもらった。その中には、ポジショニングのためによく使った長いクッションもあった。

クッションは病院に持っていき、向こうのスタッフさんが使うことになるだろう。僕がRさんと会うことは、多分、もうない。

少し切ない気持ちになったが、最後にご家族に挨拶出来てよかった。本当にお世話になりました。