残念だけど嬉しい

先日届いた郵便物。

数年来、患者さんの同意書を書いていただいていた主治医の先生からのもの。

パーキンソン病の患者さんで度重なる脊椎の圧迫骨折のため施術開始時には90度、それ以上背中が曲がってしまっていた女性です。

高齢のため歩行も困難、訪問マッサージの要件には文句なく当てはまる方です。

そのため、これまで長い間快く同意書を書いていただいていたのですが、この度突然「もう書けない」とご丁寧にも先生自ら電話をして下さいました。理由は、レセプトが不受理になるということ。

保険者が、同意書の発行数が多いドクターのレセプトを不受理にすることがあるとは聞いてはいました。その波が来たようです。我々としては言いたいことは色々ありますが、お世話になった先生が決めたこと、受け入れるしかありません。

お忙しい身で電話してくださっているので手短にこれまでの感謝を伝え、電話を切りました。

それで終わりと思っていたら、この郵便です。なにかな、と思い開けてみると、写真のようなお手紙が。

いつも再同意依頼の時に同封している返信用封筒を返送していただき、お手紙までつけていただいて。

お世話になったのはこちらのほうです。ありがとうございます。

 

今まで何件か再同意を断られましたが、ただ無視されるだけのことが多いです。

こちらから問い合わせて、「もう書きません」といわれて電話を切られるのが普通です。

この先生は、「原さん、長い間きちんと報告書を上げてくれていましたね。」

電話でねぎらいの言葉までかけてくださいました。

パーキンソン病の専門で長い間第一線におられる先生の人間性に触れ、勉強させていただきました。

残念だけどありがたく、嬉しい出来事になりました。

 

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