Mさんの話2

Mさんの話1から続く。

そうして週2,3回マッサージを続けていたが、施術後は良くなり笑顔で別れ、

次に行くと痛みで怒られ、という繰り返し。寒さで増悪するので、冬の間は治りが悪いからなるべく冷やさずに少し自分でも動かすように言っていた。

そんなある日、離れて暮らす息子さんから、ハリがいいんじゃないかといわれたらしい。

なにせ思い込みが強い性格、そういいだしたらハリなら治ると言いだして聞かない。やったことも無いのに。

もちろん対応するけど、初めての場合特に一時的に悪化するかもしれないよと注意してから開始。そういっておかないと、思い通りにならなかったときストレスで余計増悪し、逃げ場をなくしてしまうから。

ハリを続けるうち、痛みのスケールは10から4、あるいは3くらいになってきた。

寒くなっても安定しているし初めを考えたらもうだいぶ良くなっているが、行く度にあっちが痛い、こっちが痛いと訴える。

でもこのあたりから、他のサービスの人やケアマネにも怒鳴り散らすことが無くなり、サービスを受け入れるようになってきたらしい。

この人の場合、依存傾向の強さ、独居の孤独感、先の不安感から痛みを増幅、周囲にあたるから益々孤立、という悪循環だった。

痛みが無くなるにつれ、愚痴を聞くのがメインになってきている。これはこれで、大事な治療だ。

でもそろそろ前向きな気持ちに持っていき、依存傾向を消していきたいところだが、長年培ってきた性格、なかなか上手くはいかないだろうね。

気長に頑張っていきます。よろしく、Mさん。

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